つれづれ…築地場内ツアー
築地に初めて行ってみたCedarAtlas店主でございます。
最近知り合えた築地に詳しいおじいちゃまが案内を引き受けて下さいました。いつでも行けるじゃん案件として置いといた事を深く反省。
荒れた天気のあと晴れ間の七夕のお昼に築地本願寺から市場へ。粋な雰囲気、市場関係者の独特の勢い感、江戸言葉のキレの良さ。心地よいです。せっかちなおじいちゃまの後をはぐれないように写真も撮りつつ場外から場内へ、途中神社にもお参り。散策後には食堂でアジフライを食べながら幕末の海軍、龍馬、安房守から秋山真之まで話題は広がったのでした。海、ロマンですね。
今も築地市場では海水を引いて使っているのだそう。夏でも生臭くなかったはそのせい?
市場には郵便、印紙に文房具屋、タバコ屋、酒屋、服屋、薬局に定食屋の古めかしい看板が残っていて往時の活況が伺えます。コンビニのない時代、必要な生活雑貨がすべてここにはあったようです。飲食店の間口のサイズは等分に決まっており、昭和を過ごした人には懐かしい狭苦しさです。薄暗い場内に入り見上げると、イロハで始まる番地がつけられていました。凸凹に連なる卸の専門店では創業当初の木製の棚、無造作に置かれた道具にも長い時受け継がれた技と愛着が染み込んでるのがわかります。びっくりしたのは足元のローマに続きそうな石畳!水捌けのためか分からないですがこんなに手間をかけたのですね。豊洲でピッカピカのツールツルな蛍光灯インテリアになると思うと正直シラケてしまう…のです。
石畳と木製の台車が海水に濡れて生き生きと見えました。激務を終えた凛々しい姿ですね。
続く。
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